Gold Bar at EDITION

高さ5メートルの天井、黒大理石のバーカウンター、豪華なインテリア・・・その空間に立ち入るなり、「荘厳」という言葉が思い浮かんでくるようなバーが、今年の4月、虎ノ門に誕生しました。
Gold Bar at EDITION – 東京エディション虎ノ門の1階に位置するこのバーは、他のホテルバーとは内装もカクテルも、一線を画す存在。禁酒法以前のカクテル黄金期 「ゴールデンエイジ」をイメージし、クラシックカクテルを現代の技法で再定義したメニューが並びます。

カウンターに座り、こちらのバーテンダーのナオキ氏に対応して頂きます。
ナオキ氏が考案したこちらのシグネチャーカクテルで、「アジア人に向けた、ローアルコールのマティーニ」だという「MARTINI MAEWARI(マティーニ前割り)」に、Me無濾過生原酒が使われています。
従来のマティーニに鹿児島の温泉水とMeを使うことでアルコール度数を落とし、且つ旨味と甘みをプラス。さらに、「前割り」技法をこのマティーニに用いることで全体の味をなじませ、爽やかな香りとベルモットによる酸味、そしてMeによる上品な甘みを、絶妙なバランスで味わうことができます。

次にご紹介するカクテルは、いわば「パフェのカクテル」。下からスモモのムース、Me無濾過生原酒とグラッパのジュレ、そしてコスモポリタン。
豪快にスプーンでいただくこのカクテルは、しっかりとした酸味と上品な和の甘みがあり、そしてアルコール感もしっかり。お話を伺うと、ナオキ氏は前職でパティシエを経験されているとのこと。納得のクオリティです。
お酒好きな甘党の方、このバーではパフェで酔えますよ。

最後に頂いたのは、もはやお決まり(?)の「オールドファッションド」のMeツイスト。
ナオキ氏がチョイスしたウイスキー(バーボン)は、Woodford Reserve。クリーミーで強めのバニラ香やスパイス香があるこのバーボンに、Meを加えることでよりエレガントに、よりリッチに。
もし、カクテルに「荘厳」という言葉を使うなら、この組み合わせが一番ピッタリなのかなぁ、、などと、酔った頭で考える筆者でした。

 

 

店舗情報
Gold Bar at EDITION
住所:東京都港区虎ノ門4丁目1−1 東京エディション 1階
電話番号:03-5422-1600

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